2023年長崎県職員募集
長崎県人事委員会
離島勤務

離島勤務

空のように広く、海のように深く!島暮らしを満喫
壱岐振興局 管理部 税務課

小川 俊太朗

おがわ
しゅんたろう

※勤務先は令和3年度時点

 出身地である壱岐での暮らしは4年ぶり。大学進学のため一度地元を離れたことで、その良さをあらためて実感しています。まずは何と言っても海。晴れた日の白い砂浜と青い海は絶景で、初めて見る方はきっと感動するはずです。知名度は低いかもしれませんが、沖縄県にも負けない美しさがあると個人的には思っています。
 また弥生時代の遺跡である「原の辻遺跡」や長崎県で最大の前方後円墳「双六古墳」など歴史スポットも点在。神社も大小合わせれば1000社以上とも言われています。暮らしているだけで不思議なパワーがもらえるかもしれません。さらに壱岐牛やウニをはじめ、食も充実しているので食べ過ぎには注意を!壱岐島内で栽培されたオーガニックバナナや長崎県内でも希少なクラフトビールなど、新たな名物となりそうなグルメからも目が離せません。
 休日の楽しみは職場の先輩に誘われて始めたキャンプ。昼頃からテントの設営を行い、終わったらご飯の準備。外で食べるご飯は格別です。夜になると焚き火をのんびり眺めて。キャンプ場付近は周りに街灯などが少ないため、満天の星空を見ることもできます。壱岐の自然を全身で感じながら癒やされています。イノシシやシカもいないからソロキャンプも安心です。

筒城浜海水浴場
筒城浜海水浴場
職場の雰囲気は?

 私は壱岐管内における県税の課税業務を行っています。担当税目は事業を行う個人に対して課される個人事業税と、軽油の引き取り等を行った人に課される軽油引取税。県税は長崎県の財政を支える重要な自主財源。根拠となる法律をよく理解したうえで、納税者に分かりやすく説明できるよう日頃から意識して業務にあたっています。職員数は少ないものの、上司にも気兼ねなく相談できる雰囲気。1人では判断が難しい事例も、職員全員で話し合いながら結論を出すため、不安なく業務に取り組むことができています。

私が考えるナガサキのミライ

 現在、長崎県の人口減少率は九州各県の中でも深刻な状況に。実際、私が大学生の頃、帰省するたびに周りのお店が閉まっていく寂しさを感じていました。この現状に歯止めかけるためには産業の創出が必要不可欠です。新たな産業、雇用の場を生むことがUターン者やIターン者の増加を促すことにもつながります。活気あふれる長崎県のために何ができるか。今後経験するさまざまな業務を通して、その答えを探していきたいと思います。

先輩からのメッセージ

 離島勤務に不安を持っている方がいるかもしれません。しかし実際に暮らしてみると、お互いに協力する雰囲気が自然にできており、働きやすい環境が整っています。スーパーなども近くにまとまっているので安心してください。コンビニもあります!県職員の仕事はどれも県民の皆さんの暮らしにつながっています。これからの長崎県を支える仲間として一緒に働けることを楽しみにしています。

猿岩
猿岩
住吉神社
住吉神社
左京鼻
左京鼻