2023年長崎県職員募集
長崎県人事委員会
職種紹介

警察事務

【主な配属先】警察本部、県内警察署

警察官と一緒にチームワークで県民の笑顔を守る
令和2年度入庁
長崎警察署 会計課

塩谷 勇貴

しおたに
ゆうき

※勤務先は令和3年度時点

 警察官と共に「安全で安心な長崎県」を作ることが私たちのミッション。物品の購入、水道光熱費等の支払い、給与・旅費の支給など、民間企業でいう総務や経理に当たる業務などで、多くの事務職員が活躍しています。
 私は、主に落とし物に関する業務を担当しています。観光地や交流人口が多い警察署に勤務しているため、日々たくさんの落とし物が届きます。その数は年間1万件ほど。内訳としては、財布やスマートフォンが多いです。しかし、ひと言で落とし物といっても、拾った場合と落とした場合では手続きが異なります。前者は、落とし物の提出を受理して持ち物を調査し、持ち主に連絡を取って返還します。後者は、遺失届を受理して警察に届けられていないか確認し、届けられている場合には、それを保管している警察署や交番などを案内します。手続きこそ違えど、少しでも早く持ち主に返してあげたいという気持ちは同じ。長崎県は旅行客も多いので、県外の方の落とし物の対応に当たることも。「ありがとう」「助かった」など感謝の言葉を直接聞けるのは、この仕事ならではの喜びだと思います。
 周囲から「まじめ」だと言われる私にとって、警察組織という堅いイメージのあるこの仕事はよく合っていると感じます。日々の生活の中からでも、自分自身にとってプラスになるような学びを得ながら、仕事でも積極的に取り組む姿勢を忘れないよう心がけています。

私が考えるナガサキのミライ

 県外出身の私は大学進学を機に長崎県へ。高齢者も子どもも、イキイキと元気なイメージがあります。いろいろな世代が交流できる、明るく元気な町にしていくのが私の目標です。そのためには、長崎県警察が掲げる「安全で安心な長崎県」でなければなりません。警察官のように事件・事故の捜査や犯人逮捕などに直接関わることはできませんが、警察組織の一員としての誇りと使命を忘れずに。県民の皆さん1人1人の声にしっかり耳を傾け、全力で笑顔のたえない暮らしを守りたいと思っています。

先輩からのメッセージ

 出身地とは違う知らない土地で生活する中で、お世話になった人々とさらに深く関わり、恩返しがしたい。そんな思いから、長崎県職員を志望しました。業務によっては警察官と一緒に働く機会もあります。さまざまな経験を積んできた人々と接しながら仕事をするのはとても楽しいです。いつか自分自身も、先輩たちのように頼られる存在になるのが目標です。一緒に成長していきましょう。

休みの日の過ごし方

 趣味で小説を書いています。この経験を生かし、警察内部向けの冊子で文章を書く仕事もしてみたいです。またロボットも大好きで、大学時代はロボットサークルに所属。子どもたちに簡単なプログラミングなど、ロボットの作り方を教えていました。