文化観光国際部 スポーツ振興課 生涯・プロスポーツ担当 |
齋藤 亜紀子さいとう |
※勤務先は令和3年度時点 |
大切にしているのは仕事を楽しむこと。やりがいを持って臨む方が自分も周りも幸せだと思うから。職場の雰囲気がよく自由に意見を言える方がさまざまなアイデアも生まれます。今は、地域スポーツ振興の業務を担当していますが、運動が苦手な私でもやれることはあると思い、前向きに取り組んでいます。仕事を通じて、いろいろな人と出会い、多くの学びや刺激をもらえることがありがたいです。
私はこれまでいろいろな業務を経験。初めて配属された情報政策課では、給与計算やシステムのダウンサイジングを担当。県庁内にさまざまな所属、さまざまなシステムがあることを知りました。3番目の配属先では秘書業務を経験。知事の業務の膨大さ、責任の重さを認識するとともに知事のタフさに驚かされました。そして5番目の農山村対策室在籍時に結婚・出産を経験。2回の育児休業を取得して職場復帰しました。
現在、仕事と子育てを両立しながら思うのは時間の使い方の大切さ。夫が単身赴任中のため残業や出張はあまりできない状況ですが、優先順位を決めてできる仕事から早め早めに済ませるように心がけています。いっぱいいっぱいになってしまうこともありますが、周りの職員にサポートしてもらいながら、仕事も子育ても楽しんでいます。
県職員は女性も多く活躍できる場です。文化振興課をはじめ、それぞれの配属先で目標にしたいと憧れる先輩たちに出会ってきました。仕事はバリバリなのに、優しくて頼りになって、自分もがんばろうと思えるような。だから私もできるだけ笑顔を絶やさずに、先輩たちのように頼ってもらえる存在になれたらいいなと思っています。
私は2回の育児休業を取得した際、夫の勤務地の都合もあり北九州と熊本で過ごしました。そこで思ったのは、長崎には無料で子どもたちを遊ばせられる場所が少ないということ。知り合いがいない中での子育てだったため、日曜日も開いている児童館などに毎日通っていました。子どもたちはミライの長崎をつくっていく大切な存在。その子どもたちを育てやすい環境を整えることの大切さを、親となった今あらためて強く感じています。
結婚や出産、子育て、介護をはじめ、女性には特に大きなライフステージの変化が訪れます。今後のキャリアをどうすべきか悩む人もいるかもしれません。しかし県職員は自分で業務のスケジューリングができ、年次休暇も1時間単位で取得が可能なため、子育てなどとの両立も行いやすいと思います。頼りになる女性職員も多く活躍しているから安心を。長崎で働きたい方、長崎をより良くしたい方、ぜひ一緒に働きましょう。