離島勤務

五島振興局 管理部 税務課

石井 菜央

いしい なお

離島勤務で得た絆は
かけがえのないものに

 長崎県には五島列島や壱岐、対馬など大小さまざまな島が点在しています。その数は971と日本一。そのため県職員になると離島に赴任する可能性がとても高いです。中には島での暮らしを不安に感じている人もいるかもしれません。しかし、病院や銀行をはじめ日常生活に必要な施設は市街地にそろっているのでご心配なく。食べ物もおいしく、特に魚はスーパーでも気軽に新鮮なものが買えるんです。しかも、おすそ分け文化が残っているからか、野菜などをたくさんいただくことも。その時に交わす何気ない会話にもやさしさが息づいているような気がします。
 私はもともと五島出身。大学進学のために1度県外に出たのですが、帰ってきてからの地元の活気あふれる様子に正直驚きました。世界遺産に登録された教会を目当てに訪れる観光客はもちろんですが、近年はIターン者が少しずつ増えています。その方たちがおしゃれなカフェをオープンさせたり、ハンドメイド雑貨のイベントを開いてくれたり。郊外にもおいしい飲食店が多いので、ドライブがてら出かけるなど、休日もいろんな楽しみができます。もちろん海の美しさは感動ものです。
 本庁と比べると職員数は少ないですが、その分、ほかの課の職員とも距離が近く、すぐに仲良くなれるんです。私を含め、同じ時期に五島に赴任した同期が5~6人。仕事終わりに飲みに行ったり、地域のマラソン大会や駅伝大会に出場したり。先日はグランピング施設でおしゃれなキャンプも楽しみました。離島での生活や仕事での不安を相談しやすく、絆もぐっと深まります。
職場の雰囲気について

 若手の職員が多く、年齢も近いので和気あいあいとした雰囲気です。もちろん、周りには経験豊富な上司や先輩方もいっぱい。仕事で分からないことがあればすぐに相談しやすい環境なので頼もしい限りです。仕事上だけではなく、プライベートでも仲良くできるのが魅力。今後、異動で離ればなれになったとしても、この関係性を続けていきたいと思っています。

メッセージ

 長崎県は離島が多いため、1度は赴任する可能性がかなり高いです。私自身も実感しているところですが、離島勤務で得た経験や職員同士の絆はかけがえのないものになると思います。本土に比べると不便な面があるかもしれませんが、長崎県職員になったからにはぜひ、離島を希望してほしいです。百聞は一見に如かず。楽しんだもん勝ちです!