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総合情報誌

畜 産

【主な配属先】農林部、各振興局、農林技術開発センター、肉用牛改良センター、農業大学校など

入庁
5年目
農林部 畜産課

松武 紘生

まつたけ こうき

長崎和牛を「日本三大和牛」の1つにしたい

 5年に1度開催される和牛のオリンピック「全国和牛能力共進会」で日本一に輝き、近年ますます注目を浴びている長崎和牛をはじめ、酪農や養豚、養鶏など長崎県の畜産業は多彩な魅力にあふれています。品質や生産性の向上などさらなる活性化を図るため、生産者や市町、農協などの関係機関と連携しながら、施策の計画作成や企画立案、新技術の試験研究、畜産物の販路拡大などに取り組んでいます。
 私の主な担当は牛のエサとなる自給飼料の利用拡大。優良な牛を育てるためにはまず、良質なエサが欠かせません。効率よく栽培できる優良品種が普及すれば、トウモロコシなどの輸入飼料に依存せずにすむからです。効率的な自給飼料生産により、長崎和牛の安定的な生産拡大を目指していけたらと思っています。また放牧の推進も大切なミッションの1つ。遊休農地を有効活用することで、耕作放棄地の削減にもつながります。もちろん、牛の健康増進にもなります。
 長崎和牛が日本一に輝いた裏には、伝説の牛の存在があります。壱岐で生まれた種雄牛「平茂晴」です。その血筋を受け継いだ子どもは全国に10万頭以上!残念ながら2017年に老衰で亡くなりましたが、これに次ぐ種雄牛を育成することが私の夢です。長崎ならではのいい血筋を生み出し、日本中をあっと驚かせたい、そして長崎和牛のおいしさに磨きをかけ、これを目当てに長崎県を訪れるファンであふれかえるほど有名にしたいです。
メッセージ

生産者と力を合わせて畜産業を盛り上げよう

 父親も県職員で獣医師をしていたため、小さい頃から自然と生き物に興味が。大学では畜産について学び、生産に関わりたいという思いから県職を志望しました。私が力を入れている自給飼料の利用拡大は、長崎県の肉用牛産業を下支えする重要な取り組みであり、長崎和牛の安定的な供給にも繋がるため、とてもやりがいを感じています。余談ですが、ここで優れた牛の見分け方を1つ。それは背中のライン。背筋がまっすぐで、張りがあると肩から背中にかけてのロースの肉づきがいいんです。きめ細かいサシが入っていて量質兼備。そんな理想の牛肉を追求しながら、おいしい長崎和牛を一緒に育て上げましょう!

わたしは長崎をこんな街にしたい

長崎和牛のおいしさをもっと高めていきたい

 長崎の肉用牛生産は、農業産出額の品目別で15年連続1位を獲得するなど、地域の農業を支える重要な品目。平坦な土地が少ないながらも、創意工夫をしながら収益を伸ばし続けている生産者への支援をこれからも続けていきたいと思っています。そして安定的かつ安心安全に、おいしい畜産物を味わえる長崎県に。価格も安定すれば、県民の皆さんにも食べてもらいやすくなると思います。長崎県産の牛肉や豚肉、鶏肉を使った料理が食卓に並ぶ日が増えることを夢見て。