2023年長崎県職員募集
長崎県人事委員会
職種紹介

土木

【主な配属先】土木部、各振興局など

インフラ整備で暮らしの中に潜む危機から守る!
平成30年度入庁
土木部 港湾課 工事・防災班

寺尾 健太郎

てらお
けんたろう

※勤務先は令和3年度時点

 地域をつなげたり、物流を支えるために重要な道路や港湾といった交通ネットワークの整備。近年激甚化、多様化する災害から県民の命を守る河川や砂防などの管理。こうした暮らしに欠かせないインフラ施設の維持、予防対策などを行っています。
 私の担当は海に面するインフラ施設。港と港をつなぐ港湾施設や、荒波から背後地を守る海岸保全施設、臨港道路の整備・管理をしています。特に五島や壱岐、対馬など離島が多い長崎県は、港湾施設が重要なライフラインに。その一方で災害は激甚化・増大化しており、被災数や被災規模が年々大きくなっています。さらに施設も老朽化による劣化が進行。日々の点検作業を欠かさず、被災時には迅速な対応ができるように。各地方機関からの情報を取りまとめ、確実な維持管理や災害復旧ができるよう業務に当たっています。
 もはや当たり前すぎて、インフラのありがたみを感じることは少ないかもしれません。たとえば橋もその一つ。普段意識しませんが、私たちの暮らしの中には大小さまざまな橋が存在します。しかし災害などで川が氾濫し、流されてしまえば避難経路を断たれてしまいます。そうならないためにも土木のチカラが必要不可欠。耐久性の高い橋に架け替えたり、補強してバージョンアップしたり。常に大きな責任を伴いますが、それ以上に県民の皆さんの命や暮らしを守るために働けるやりがいのある仕事だと思っています。

私が考えるナガサキのミライ

 長崎県の防災機能を強靭化するためにインフラ施設を整えること。万が一の災害発生を想定し、物資の輸送や緊急時の避難経路の確保などインフラ施設の整備をより万全に。そうすれば「安全・安心だから長崎県に住みたい」と思ってもらえると思います。さらに長崎県の命題である人口流出を解決し、活気ある長崎県にするための糸口にも。長崎県は海岸線が長く、それに沿って道路があるところが多いのが特徴。また離島も多いため、とてもやりがいを感じています。日々の業務を通して、快適な暮らしをサポートしていきたいです。

先輩からのメッセージ

 地元に貢献したいという気持ちから県職員を志望。大学の授業とは違い、実際働いてみると工事の積算・発注や進捗管理、事業全体を見た工程管理など常に責任を伴う業務が多くあります。初めは不安に感じることも多いかもしれません。しかし、頼りになる先輩や上司など周りの方がサポートしてくれる体制づくりがしっかり整っているので何も心配なし!安心して県職員を目指してください。一緒に長崎県を支えましょう。

休みの日の過ごし方

 大学の時は探検部に所属。無人島でサバイバル生活をするなどアクティブに過ごしていました。最近の楽しみはロードバイク。坂道を上るのは大変ですが、その先にある絶景やおいしいものを目指す楽しみがあります。坂道を一気に駆け降りる爽快感もたまりません。