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総合情報誌

水 産

【主な配属先】水産部、各振興局、総合水産試験場など

入庁
2年目
水産部 漁業振興課 資源管理班

渕上 奈々

ふちがみ なな

長崎県のおいしい水産物を日本中に広めたい

 三方を海で囲まれた長崎県は、水産県と言われるほど水産業が盛んな場所。漁獲される魚種は300を超え、全国1位ともいわれています。島や半島が多く、波の静かな入り江が点在しているため、養殖業も盛んです。私が所属する漁業振興課では、水産資源の保護や栽培漁業をはじめ、漁船・遊漁船業登録、共同漁業・定置漁業・区画漁業の免許などに関する業務を行っています。
 私の担当は、長崎では「アラ」と呼ばれる高級魚クエの放流に対する補助事業。長崎県はもともとクエが取れる地域なんですが、高値で取り引きされるクエの漁獲量が増えれば漁師さんの収入アップにつながります。小さいうちは人の手で育て、ある程度の大きさになったら海へと放流。その数は県下全域で40000尾ほど。捕獲したときに放流したものだと分かるよう腹ビレをカットしています。
 またクエは成長がとても遅い魚。売り物になるサイズになるまでに3~5年ほどかかります。すぐに結果が出ませんが、地元の漁師さんから「これからも続けてね」「ありがとう」と、事業に関する前向きな言葉をかけてもらえるとその苦労も吹っ飛んでしまうほどうれしいもの。少しずつではありますが、年々漁獲量も増加しているので、今後ますます力を入れて取り組んでいきたいと思います。「クエと言えば長崎」。全国トップクラスの産地になる日も、そう遠くないはずです。
メッセージ

漁師さんからの言葉にやりがいを感じる日々

 福岡県出身の私は大学進学のために長崎県へ。小さいころから水族館が好きだったり、生物が好きなこともあって水産学部で学びました。地元である福岡も魚はおいしいんですが、「大学で学んだ知識をフルで生かすなら水産県である長崎かな」と思って。のんびりした街の雰囲気も好きなので迷いはありませんでした。県職の水産技術職の魅力は、1つの分野に限らず、行政や普及指導、研究とさまざまな分野に携われるところだと思います。仕事をするうえで漁師さんや漁協など関連機関との連携も不可欠。長崎県の水産業をより良くしていくために、ぜひ一緒に頑張りましょう。

わたしは長崎をこんな街にしたい

長崎県で水揚げされたおいしい魚を食卓に

 長崎県の水産業が衰退することなく、豊かな水産資源をこれからも持続的に利用していけるように。そのためには漁業をされている現場の方々と協力しながら喜びや悔しさを共有し、長崎県の水産業を一緒に盛り上げていきたいです。そして長崎県産のおいしい魚を県民の皆さんはもちろん、日本全国の皆さんにもお届けしたいと思っています。さらなる夢はその魅力を世界中に!