水産部門
多様な人材が活躍できる
日本屈指の水産県
水産部は、生産量・産出額ともに全国上位の規模を誇る本県水産業のさらなる発展のため、漁業(沿岸、沖合)や養殖業における収益性の高い経営体の育成や水産物の国内・国外への販売促進による漁業者所得の向上、水産業の担い手の育成・確保、漁港・漁場などの生産基盤の整備、「スマート水産技術」の活用による生産性向上、新技術開発のための調査研究など、漁協や市町などの関係機関と連携してさまざまな施策を展開しています。
【 主な配属先 】
  • ●本庁
  • ●各振興局の水産課
  • ●各振興局の水産業普及指導センター
  • ●総合水産試験場
水産部門の先輩職員に聞く!
01
多様な人材が活躍できる
日本屈指の水産県
【 入庁年 】平成27年度
県北振興局商工水産部水産課
県北水産業普及指導センター
岩永 佐和子
異動歴
  • 平成27年度入庁/壱岐振興局農林水産部水産課
  • 平成30年度水産部水産経営課漁業就業班
    (令和3年~漁村振興班)
    (令和4年1月~令和5年2月/産休・育休)
  • 令和5年度県北振興局商工水産部水産課県北水産業普及指導センター
現在の仕事の内容
県北水産業普及指導センターでは、水産業の技術普及・指導、漁業担い手の育成・指導などを行なっていて、私は、水産業経営支援・所得向上対策、スマート水産業推進などを担当しています。スマート水産業というのは、様々な先進的な機械を使って操業を効率化していきましょうというものですが、最近は取り入れていらっしゃる漁業者の方も増えてきています。そういった新しいスタイルや支援、補助金なども検討しながら、漁業者の方々と一緒に、所得を上げていくための取り組みに日々尽力しています。
仕事のやりがいや魅力
今は、操業効率化のための機器導入等の支援事業を主に担当していますが、漁業者さんの利益に直結するお手伝いができることにやりがいを感じています。また、水産経営課で新規漁業就業者対策の担当をしていた頃に、他県から平戸への移住と定置網漁業への就業をサポートした方が、今では中心人物として活躍なさっているのを見た時は嬉しかったです。担い手対策はとても大きな課題ですが、自分が関わった人が水産業に魅力を感じたり、実際に働いているのを見るとやりがいを感じます。
仕事での夢や希望
長崎の水産業がより多くの若者から仕事として選ばれ、より稼げる産業になっていければいいと考えています。今、高校生とかにお話を聞いたりすると、仕事を選ぶ時に休みがどれだけあるかが結構重要という方が多いんです。漁業の仕事をしていく中で休みをたくさん取りたいというのはなかなか難しく、時化(しけ)の時にしか休めないというような現実もあります。そうした中で、多くの若者に就業してもらうには、所得の向上が一番のポイント、一番の魅力になってくるのではないかと思っています。長崎の漁業のイメージが「稼げる&カッコイイ」となることを目指しています。
長崎県職員を志した理由
以前は、水産業とは全然関係のない民間企業で働いていました。アパレル関係で2年、プログラマーが1年です。でも、大学で学んだ水産業に関わる仕事がしたいと思い直して、チャレンジすることにしました。私は、もともと諫早市の出身なのですが、父が警察官で転勤族だったので、子供の頃からずっと長崎県内のいろいろなところで生活してきました。だから、本当に長崎県が大好きで、長崎県の職員になることを選びました。離島経験も楽しみたいと思っています。
休日や平日終業後の過ごし方
3歳の息子がいて、休日は息子と一緒に公園に行きます。今、息子は滑り台に夢中で、登ったり滑ったりを延々繰り返すんです。それをじっと、いつまで続けるんだろうって思いながら見守っているのですが、そういう時間に癒されています。以前は、ついつい、プライベートの時も仕事のことを考えたりしていたんですけど、子供生まれてからは、きちんとオンとオフのリセットができるようになりました。プライベートで頭を切り替えて、また仕事で頭を切り替えてという感じで、メリハリがついたように思います。
先輩教えて!
オフの日の過ごし方
  • 息子と公園に行きます。息子が遊んでいるのを見ているとリフレッシュできて、オンとオフの切り替えにも効果的だと思っています。
02
多様な人材が活躍できる
日本屈指の水産県
【 入庁年 】令和4年度
総合水産試験場漁業資源部栽培漁業科
浦江 壮志
現在の仕事の内容
総合水産試験場の漁業資源部栽培漁業科では、長崎県沿岸の重要な水産資源について「栽培漁業」をより効果的に推進するために、放流に適したサイズや場所など、放流技術の開発や放流効果の解明を行っています。「栽培漁業」というのは、生産率を高めた状態で魚の赤ちゃんを放流して資源の増大に寄与していこうという取り組みです。そうした業務の中で、私は現在、ナマコ・クエの資源管理および放流技術高度化に向けた調査・研究を担当しています。放流してどれだけ生き残るのか、生き残るためにはどのような条件で放流すればいいのかというようなことを解明しています。
仕事のやりがいや魅力
私達が放流する魚は、ヒレカットやDNA等の標識により天然個体と放流個体を区別できるようにしています。ヒレカットというのは、言葉のとおり、魚のヒレを片方カットすることで、片方ヒレがない魚が見つかったら放流個体かもしれないとなるわけです。DNAは、両親のDNAの情報さえ持っていれば子供のDNAは大体わかるので、その推定した子供のDNAと漁獲物のDNAを見比べて、放流個体であるかどうかを見つけるという方法です。DNAを分析するのでも、多くの人が関わっていて、お金も時間も掛かります。過去に放流した魚を漁獲物の中から見つけた時は本当に嬉しく思いますし、漁業の発展に繋がる成果が得られたという達成感ややりがいを感じます。
仕事での夢や希望
現場で漁業者の方々とお会いすることもあるのですが、直接お話して感じるのは、どうしたらたくさん魚が獲れるか、どうしたら収入が上がるかということを常に漁業者の方々は考えていらっしゃるということです。近年は物価高騰や自然環境の変化など、とても厳しい状況ではありますが、漁業者の方々が安心して漁業を営んでいけるような長崎県にしたいと思っています。そのためにも、現在取り組んでいる栽培漁業を通して、漁獲量の増大・漁家経営の安定化を図り、漁業者や漁協などの方々と一体となって、長崎県の水産業の活性化を目指していきたいです。
あなたが県職員を志望した理由を教えてください。
幼い頃から海の生物に興味を持っていました。アジなどのベーシックな魚も好きですが、特に背骨がゴツゴツした硬骨魚類が好きで、水族館に行ってもそういう魚達に釘付け状態だったんです。そうした流れから、学生時代は水産学を勉強しました。長崎県の職員を志望したのは、これまで学んできたことを活かしながら、生まれ育った地元・長崎県で海や魚に関わる仕事がしたいと思ったからです。もちろん、国の研究機関や民間の研究機関で仕事をするという選択もありましたが、水産試験場も研究機関ですし、私はここ長崎での仕事に魅力を感じました。
休日や平日終業後の過ごし方
総合水産試験場には、県の研究機関と国の研究機関と大学の研究機関が3つ並んでいます。昼休みには、その3つの研究機関から、サッカーをしたい人が集まってきて一緒に楽しんでいます。みんな、すごく仲がいいんです。サッカーを通して、研究機関同士のコミュニケーションも図れるのでとてもいいなと思っています。また、同僚や仕事で関わった人達には釣り好きが多いので、休日には一緒に釣りに行くこともあります。それで、釣るならやっぱりデカいほうがいいなと思って、もっぱら大物狙いです。今のところ、最大は95㎝。さらに挑んでいこうと思っています。
ある日のスケジュール
7:00
起床
8:45
登庁
9:00
調査機材準備
9:30
西彼町の現場へ出発
10:30
ナマコの調査開始
12:00
現場で同僚と昼食
13:00
調査再開
15:00
調査終了、片付け
16:00
帰庁、機材の片付け、サンプルの測定
17:15
調査結果の整理
17:45
退庁
研修体制
水産部新任者研修
新規採用者を主な対象に部内の施策概要や、業務課題等に関する説明会を開催するとともに総合水産試験場、長崎魚市場などの実地見学を行い、水産部職員として必要な基礎知識の習得を図ります。
簿記検定取得支援
漁協や漁業者の経営改善指導を的確に行うための簿記検定取得(2級程度)を支援しています。
現地派遣研修
現場経験が浅い若手職員を主な対象に、県内で水産業に従事している漁業者のもとに5日間程度派遣します。実際に漁業に従事することで、各地域の漁業の実態や現場ニーズを把握し、業務への活用を図ります。
総合水産試験場と連携した
水産業普及指導員の育成研修
研究の成果等を地域に応じた方法で普及するために必要な技術・知識の習得を目的として①資源・漁業 ②増殖 ③環境・養殖管理 ④水産加工の4分野において総合水産試験場と連携して研修を行います。
主な勤務先・異動
本庁
長崎市尾上町にある県庁の本庁舎です。行政棟と議会棟があり、県庁のあらゆる部署が配置され、県政の中心的な機能を果たしています。
主な地方機関
長崎県内には、7つの地域振興局と保健所、福祉事務所などの地方機関があります。これらの出先機関と本庁が連携することで、広域行政を可能にしています。
異動
異動方針、職員の意向、適性を勘案した上で配置を行います。原則として、採用後10年未満は2〜3年、それ以上は3〜5年で異動します。職員の士気、意欲の高揚と職場の活性化、公務能力の向上を図るため、県庁内における公募制度も実施しています。
各地域振興局
  • 長崎振興局
  • 五島振興局
  • 県央振興局
  • 壱岐振興局
  • 島原振興局
  • 対馬振興局
  • 県北振興局